パートナー系のビザにはいくつかの種類があります。申請者とスポンサーがパートナー関係であることが必須条件ですが、婚姻関係または事実婚関係(ディファクト)の2つのパターンがあります。
パートナービザには3種類のビザが存在します。
Partner Visa (Offshore) – Subclass 309 / 100
オフショアパートナービザと呼ばれ、オーストラリア国外から申請するパートナービザになります。オーストラリア国外に在住で、オーストラリア人、永住権保持者、または特定条件を満たしたニュージーランド人と婚姻関係又は事実婚関係にある場合、このビザを申請することができます。
初回の申請から永住権取得までに2段階のステップを踏む必要があるビザで、初めはプロビジョナルビザと呼ばれるビザが発給されます。プロビジョナルビザはあくまで暫定的なビザであり、取得してから2年の間にパートナーとの生活が破綻していないなどの条件を満たすと次のステップに進むことができ、2段階目の申請が認可されると正真正銘の永住権を得ることができます。
Prospective Marriage Visa – Subclass 300
婚約者ビザやフィアンセビザと呼ばれるこのビザはオーストラリア国外から申請します。
ビザ取得後にオーストラリアへ入国し、婚約者と結婚をすることがこのビザの主な目的となります。比較的短い9か月間の一時滞在が許可されるビザですが、この滞在期間中に婚約者と結婚することでその後に subclass 820 / 801 ビザの申請へとつながっていきます。
パートナービザ(オンショア・オフショア共に)の申請条件を満たしていないものの、近い将来に結婚式の予定がある場合などはこのビザが最も適したビザになります。
Partner Visa (Onshore) – Subclass 820 / 801
オンショアパートナービザと呼ばれ、オーストラリア国内から申請するパートナービザになります。オーストラリア国内に在住していて、オーストラリア人、永住権保持者、または特定の条件を満たしたニュージーランド人と婚姻関係又は事実婚関係にある場合、このビザを申請することができます。
オフショアパートナービザと同様、初回の申請から永住権取得までに2段階のステップを踏む必要があるビザで、初めはプロビジョナルビザと呼ばれるビザが発給されます。プロビジョナルビザはあくまで暫定的なビザであり、取得してから2年の間にパートナーとの生活が破綻していないなどの条件を満たすと次のステップに進むことができ、2段階目の申請が認可されると正真正銘の永住権を得ることができます。
パートナービザの申請でカギとなり得る「ディファクト」についてはこちらをご覧ください。
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