VOL.4 の今回は、IELTS。
当シリーズの前回までの入稿はこちらで↓
英国圏の留学や生活経験がない人にとって IELTS は聞き慣れないものだと思います。
私自身も、オーストラリアのビザを取得するために動き始めてから IELTS について始めて知りました。
英国圏では IELTS はかなり知られている英語技術の査定機関で、
主に留学を目的とする場合のアカデミックモジュールと、
永住権等のビザ獲得のためのジェネラルモジュールの2種類が用意されています。
IELTS には独自の英語査定評価が採用されており、
大きく 4 分野に分かれたそれぞれリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングについて個別のスコアと、
その平均で算出される全体の平均のスコアがバンド 1.0 から 9.0 までで表されています。
永住権の申請の場合、IELTS は最低獲得しなければならないポイントがあり、
2015年12月現在では 6.0 のようです。
キーとなるのは、申請時に適用できるバンドが平均ではなくそれぞれの最低点であることです。
なので、苦手分野を得意分野の獲得点で相殺するといったやり方が通じないので、4つの分野のうち一つでも調子が悪い分野があり、得点が不足してしまうと、他分野を完璧にしてもダメ、ということになります。
私自身、目標のバンドを獲得するのに 3 回ほど受験しました。。。
TOEIC のように受験料が安いわけではないので、受験回数が増えるとそれだけお財布にも影響が出てきてしまい、結果を受け取る度に打ちのめされていました。
IELTS の受験は、ある程度自分の中で自信が持てるまで勉強してから挑戦するのをお勧めします!
続く。。。
tk