移民局では定期的に学生ビザ認可数の報告書を発表しています

最新の報告書を見て日本人による学生ビザ申請の現状について見てみましょう。

2017年10月から12月までのに認可された日本人の学生ビザは97.6%と非常に高いものの、前年度の99.8%と比較すると若干数の低下が見られています。

同時期のビザ申請全体数から認可拒否の数を算出すると(概算)

2016年後半の認可拒否は半年間で71.34件

つまり

3日に1件は認可拒否

だったのが、

2017年後半の認可拒否は半年間で96.12件

つまり

2日に1件は認可拒否

と、拒否される頻度が高くなっていることになります。

拒否される理由として考えられるのが以下のようになります。
1.GTE、つまり一時滞在の証明に関する要件
2.滞在中資金の証明金額不足
3.過去のビザ履歴
4.健康上の懸念
5.犯罪に関する懸念

学生ビザを含めビザ認可について移民局は入国後の国へのリスクを多くの側面を基に判断しますが、
申請者の国籍も考慮条件として含まれています。
日本国籍は入国後のリスクとしては低く、ビザの認可への障害は低いとされていますが、
それでも申請した全てのビザが認可されるわけではありません。

これまでの申請却下数を高いとするか低いとするかはご自身の判断になるかと思いますが、
申請が失敗することがある可能性もあるという意識を持って申請の準備をする必要があります。

ご自身での申請の際には、特にGTE要件と滞在中資金の証明金額については移民局HP記載の情報をよく確認してみましょう。

GTEについて
滞在中資金の証明について

申請者ご自身で申請される場合、この2つのポイントを慎重に準備し、上に挙げた残りの3つの審査項目についても充分に気を使って申請する必要があります。

ビザ申請について心配な場合は専門家にご相談ください。

オーストラリアでは、第三者が申請者本人に代わって申請を行う場合、
ビザを専門に扱う資格を示す登録番号(Migration Agent Registration Number: MARN)を保持するマイグレーションエージェント(Migration Agent)であることが義務付けられています。

弊社コンサルタントは、登録番号1794585としてマイグレーションエージェントの資格を保有しておりますのでご安心して相談いただけます。

専門家へビザの相談をする際にはMARNを保持しているかどうか確かめてから依頼するようにしましょう!!