VOL.6 の今回は、EOI について少しの詳細情報と移民局からの通知までについて書きたいと思います。
(*当シリーズの前回までの入稿は、数が増えてきたため今回からページ下部に移動しています。)
年間を通して何万 (何十万?) もの EOI が世界中から届く移民局が
どのようにしてビザ申請 OK の通知 (invitation と呼んでいます) を送付しているかというと、
(おそらくですが、)移民局のシステムに積み重なった EOI が、その内容により
- ポイント
- 申請提出日
で分類されて順序付けされます。
たとえば、ポイントは年齢点や職務経験点、英語点等の様々な側面で
足し算的に合計されるもので、ビザの申請には最低 60 点が必要となります。
人によっては 75 点、80 点、90 点保持者も存在しているので、
移民局にしてみればこのポイントが高い = 国内での需要が高い
ということになるので、優先して invitation を送ってあげよう、となります。
ただ、高得点者がいるのは確かですが、それでもやはり 60 点、65 点くらいの保持者が最も多く、
ではその中で移民局による優先順位が高いのが
申請を提出した日
となります。
要は、早く出したもん勝ち、ってことのようです。
こういった側面があるので、EOI の準備ができたら早めに提出したほうが、早く取れる可能性が少しだけ増えることになります。
移民局では、invitation の送付を毎月 2 回としているようで、
毎回の invitation round が完了すると、結果統計が発表されます。
この際、invitation が送られた申請の中で一番優先度が低かったポイントと申請日&時間が書かれているので、
現在でどのあたりの申請がプロセスされているのかを知る参考になります。
ギリギリのポイントで申請をする人にとって厄介なのが、
後から申請されたアプリケーションがより高いポイントを保持している場合、
移民局にとっては優先順位が高いので先に invitation を送付したいため、
どんどん invitation レースに横入りしてくる、ということです。
早く申請したもの勝ちと先ほど書きましたが、これは同点の場合だけで、
実力主義的なところが invitation に関しても、あります。
某遊園地のファストパスみたいなもんですね。
ということで、わたしの場合は提出が 7 月初めで、invitation 送付が 10 月でしたので、3 ヶ月とちょっとかかったことになりますね。
これが早いのかどうかはわかりませんが、受け取った時はだいぶ嬉しかったです。
少しづつ永住権取得に近づいてきました。。。
続く
tk
当シリーズの前回までの入稿は、こちらで↓